2017年度長期派遣奨学生〜山形 一生

研究タイトル:
「循環するイメージ、インターネットと観光、リゾートの条件」

氏名:山形 一生
奨学年度:2017年度奨学生
奨学区分:長期派遣枠
滞在期間:2017.7.8 – 2018.5.25
滞在先:マレーシア、タイ、インドネシア、韓国、アメリカ合衆国

活動内容:

現代美術において、通常の所作ではフォーカスの当てられることのない東南アジア諸国を中心に滞在し、その土地において流布されるイメージや、良しとされる慣例を探求し、自身の制作や美術への態度を再考することを根幹とする。
この実践は、西洋やアメリカの美術を中心とする文脈を規範に学習を続けることに対する(自己)批判であると同時に、それら文法が主体となる中での制作を、より自覚化することにある。
滞在諸国において観られる(現実/ヴァーチャルを問わない)広告やインフォメーションなどの循環されるイメージは、その国そのものを示唆するもので溢れている。
私が訪れる、所謂「熱帯の島」とされるものは、「リゾート」イメージとして消費され、流通と循環が折り重なっている。以上を興味、研究の対象として、滞在調査する。

気付いたこと、見つかった課題:

言うまでもなく現在は他のアジア諸国のほうがまさしく文化的にも経済的にも、そして美術としても指数関数的に発展している。
帰国する度に感じられることではあるが、今回の渡航を通して日本に対しての違和感により感知出来るようになったといえる。
私自身が旅行者という外部の目線からその国々を眺めている故に、よりその印象が強調されていることもあるかもしれない。
だが、そこには日本では欠落されやすい、人間らしさを中心とする健全さが保持されながら成長しているさまが観察出来る。

渡航を経ての今後の制作活動:

この経験を通してより自覚的に今後の美術への実践および研究を行えると考える。
それは、来年を予定とする個展や、他に控える展覧会においても適応される問題として、制作することになるだろう。

 

渡航スケジュール:
7月8日-23日 マレーシア、タイ
10月10日-11月11日 インドネシア、バリ、ロンボク、ギリ、マレーシア、韓国
3月10日-24日 インドネシア、マレーシア、ボルネオ
5月20日-25日 アメリカ、ボストン
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