公益財団法人 石橋財団のご紹介
石橋財団は、優れた企業家で、広く文化事業にも取り組んだ石橋正二郎によって創設されました。東京・京橋のアーティゾン美術館(旧・ブリヂストン美術館)における美術館事業、芸術・文化・教育活動を支援する寄付助成事業を二本の柱として活動しています。2012年4月には事業の公益性が認められ、内閣総理大臣より公益財団法人に認定されました。
石橋正二郎は39歳のとき九州医学専門学校(現・久留米大学)に土地建物を提供して創設に携わる(1928年)など、早くからさまざまな寄付活動に取り組みました。国による計画が頓挫していたヴェネツィア・ビエンナーレ日本館の建設寄贈(1956年)、久留米市の石橋文化センターの建設寄贈(1956年)、東京国立近代美術館の新築寄贈(1969年)のほか、さまざまな組織・団体に対する寄付助成を、個人あるいは石橋財団を通じて行っています。文化の向上発展を目指し、地域・国・国際交流の視点に立って、生涯にわたり数々の文化事業を支援・推進しました。
石橋財団はこうした創設者の文化事業に対する意思を受け継ぎ、芸術・文化・教育の分野を通じて、人間性豊かな社会を創る活動を支援しています。社会の手の届きにくい領域にも目を配りつつ、特に近年では国際性の高い事業に対する寄付助成に力を入れています。
公式ウェブサイトより一部抜粋